【目次】すずかけLabo.について

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★ 令和5年司法試験に6名の方が合格致しました!

cf. 【ご報告】令和5年 司法試験合格発表

★ 令和5年司法試験予備試験に2名の方が合格致しました!

 

★ 令和2年司法試験に3名の方が合格致しました!

cf. 【ご報告】令和2年 司法試験合格発表

★ 令和3年司法試験に3名の方が合格致しました!

cf. 【ご報告】令和3年 司法試験合格発表

★ 令和4年司法試験に3名の方が合格致しました!

cf. 【ご報告】令和4年 司法試験合格発表

★ 2022年度(令和4年度)法科大学院入試 合格結果

北海道大学法科大学院 1名

神戸大学法科大学院 1名

九州大学法科大学院 1名

中央大学法科大学院 1名

日本大学法科大学院 1名

早稲田大学法科大学院 1名

関西大学法科大学院 1名

関西学院大学法科大学院 3名

同志社大学法科大学院 4名

立命館大学法科大学院 3名 

★ 2023年度(令和5年度)法科大学院入試 合格速報

大阪大学法科大学院 1名

慶應義塾大学法科大学院 1名

中央大学法科大学院 1名

明治大学法科大学院 1名

同志社大学法科大学院 3名

立命館大学法科大学院 2名 

★ 2024年度(令和6年度)法科大学院入試 合格速報

筑波大学法科大学院 1名

大阪大学法科大学院 2名

慶應義塾大学法科大学院 1名

中央大学法科大学院 1名

明治大学法科大学院 1名

早稲田大学法科大学院 1名

関西大学法科大学院 1名

同志社大学法科大学院 2名

立命館大学法科大学院 1名

 

【個別コーチ(個別指導)】

★定期試験、 法科大学院入試、司法試験予備試験、司法試験対策などを実施しております!

★ 選択科目対策(労働法)も実施しております!

★ 無料の事前面談、お試しチケットの販売もしております!

→ 個別コーチに関するこちらの記事を事前にお読みのうえ、お申込みください。

 

【起案添削コーチ(オンライン起案添削)】

法科大学院入試、旧司法試験、司法試験予備試験、司法試験の各過去問や定評ある演習書の起案添削を実施しております!

★ 選択科目対策(労働法)も実施しております!

★ お試しチケットの販売もしております!

※ 起案添削コーチに関するこちらの記事を事前にお読みのうえ、お申込みください。

 

【オンライン講座(収録講座)】

[論文起案のコンパス]

 本講座の販売に関するトップページはこちらです。

<刑法>

 刑法については、こちらの記事をご覧ください。

★ 「平成25年 司法試験予備試験 刑法」につき、丸々1本お試し視聴していただけます!

刑事訴訟法

 刑事訴訟法については、こちらの記事をご覧ください。

※ 配信準備が整った講座から順に随時販売を開始していきます。

 

【レジュメ・資料・チケット販売】

● STORES[すずかけLabo. オフィシャルショップ]

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【受講体験記・ご利用体験記・合格体験記】

 大学講座や個別コーチの受講体験記・ご利用体験記・合格体験記はこちらに一覧を掲載しております。

 

 

最終更新:2023.12.31

【個別コーチご利用体験記】S.T さん

【氏名】

 S.T さん

【大学】

 関西大学 法学部

【合格実績】

 2023年8月     関西大学法科大学院 合格(学費全額免除)

 2023年9月     同志社大学法科大学院 合格(学費全額免除)

 2023年11月   大阪大学法科大学院 合格

【個別コーチのご利用内容・感想など】

1.個別コーチの利用経緯

 私は、学部3年生の春から法科大学院に向けた学習を始めました。しかし、ほぼ独学であったこともあり、薄い基本書+憲民刑の演習書を一周したものの、どうしたらいいのか、どうやったら論文が書けるようになるのかが全く分かりませんでした。そんな不安が2023年の1月に爆発し、こんな状態ではどこのローにも受からないと思い、ネットで個別指導を探しました。なぜ、すずかけLabo.だったのかといえば、他より安かったというのと無料の受講相談があったからというのが正直な理由です受講相談+数回の個別コーチの利用後、徳丸さんについていこうと決めました。

2.利用期間・回数、個別コーチの内容

 入試の年の1月から10月、月4回のペースで個別コーチを利用をしました。

 基本的な内容としては、法科大学院過去問の起案と解説・添削の繰り返しです。この繰り返しの中で、基本事項や重要論点(論証例も含む)・判例、復習すべき事項、答案の型などを教えて頂きました。また、基本的な学習計画や方法、受験校についてもアドバイスを頂きました。

〈具体的な利用と学習の流れ〉

利用前:薄い基本書(行政法以外)+憲民刑商の演習書、起案の経験なし

1月から3月 刑法4回→民法4回→憲法4回

4月から5月 商法2回→刑訴2回→民訴2回

→ ここまでは、論証集等参照あり、時間制限なしで書いてました。各科目最初の1回目は、論点大外しのぐちゃぐちゃ答案を書いていました。憲民刑の復習中心。

6月から7月 刑法 民法 憲法 刑法 民法 憲法

7月から8月 刑訴 民訴 民法 民訴 民訴 ☆関大S日程、同志社前期

→ 6月から、本番の形式で書き始めました(正直、ちょっと論証集をカンニングしてました。)。商法の復習。民訴法の演習書(過去問に出てきたところだけ)。刑訴法の同志社の過去問。

9月 行政 商法 行政 行政 

→ 行政法(総論)の学習開始

10月 商法 民訴 刑訴 刑法 ☆阪大

→ 過去問とまとめノートの復習

3.個別コーチの上手な活用の仕方

 毎回起案とある程度の予習をして、個別コーチに挑み、分からないことは分かるまで質問をして、しっかり復習(関連分野も含めて)する学習計画や方法等についてのアドバイスを実行するこれに尽きると思います私も司法試験合格までこれを徹底したいと思っています

4.良かった勉強法

一元化教材をつくったこと

過去問を徹底的にやったこと

定期的に起案をしたこと 

復習をしたこと(個別コーチでやった分野よりちょっと広げて復習)

苦手分野を徹底的にやる日をつくったこと

5 今後の利用者に伝えたいこと

 私は、最初は、こんなになんにも書けない自分が個別コーチを利用してもいいのだろうかと考えていました。大丈夫です!徳丸さんは、その方のレベルやタイプに合ったコーチングをしてくれるので、全くそんなことは考える必要はありません。

 私は、個別コーチなしでは、絶対に受験校に合格することは出来なかったと思います。もし、個別コーチの利用を迷っているのであれば、とりあえず、受講相談をした上で、何回か個別コーチを受けてみることをお勧めしたいです

【自分の学習方法や経験談など】

1.受験校別の感想

⑴ 関西大学

ア 総論

 S日程(既習)は、例年40人程度の合格を出しますが、今年は18人と少なかったです。一方、受験者数は増えた様なので、(謎の?)高倍率という結果になったようです。法科大学院の先生の話によると、18位と19位の間に点数差が開いており、そこに合否ラインをひくことになったため合格者が少なくなったということです。ちなみに、S日程で合格すると全員授業料免除がもらえます。

 配布六法はポケット六法です。

イ 科目別(主観的な出来◎○△×)

憲法

 在外日本人国民審査権違憲判決をベースにした問題

 国民審査権の性質、違憲の結論を書く指定あり

 第2問で、国賠法(国会議員の立法行為について)の問題(判例に触れる指定あり)

 作問担当者と思われる先生が、法科大学院受験をするのに憲法の直近2年程度の最新判例を勉強することは必須であると言っていました。

 私の観測できた範囲では、不合格者は憲法で大きな失敗をした方がかなり多かった印象です。

民法×

 近年の過去問は、総則・物権からの出題かつかなり容易な問題が多かったですが、今年度は債権総論・各論からの出題でした。私自身は、ロー入試唯一の途中答案(2問中1問ほぼ白紙)をしてしまいました。

・ 刑法○

 過去問をみていると、同志社や阪大に比べ、総論・各論双方から幅広く出題される印象です。入試説明会で、刑法の先生が何度もおっしゃっていたのは、「途中答案だけは絶対するな」というということでした。

・ 商法△

 過去問では、単純に条文を上げさせるだけの問題が多かったですが、(おそらく、作問担当者の先生が変わり)今年度はしっかりとした事例問題が出題されました。当時は勉強が進んでおらず、採点実感と比べるとかなりの論点を落としましたが、7割の点数がとれたので、とりあえず、条文さえしっかり提示できれば、合格できることには変わりがないのかなと思いました。

・ 書類審査○

 卒業見込者枠は、300/650が書類審査なのでなかなかの割合です。関大に指定されたGPAの計算で「2.70」だったら、そのまま「270」点貰えます。法曹コースだと、90点加算されるので、300点満点の人がほとんどっぽいです。関大は、自由科目や教職科目も含めて、成績証明書に載っているすべての科目のGPAを計算させられるので、注意が必要です。

同志社大学

ア 総論

 配布六法はデイリー六法です。

イ 科目別

憲法

 13条(自己情報コントロール権)に関する最新判例をベースにした問題

 一部違憲判例の類型と裁判所が一部違憲判決を行うことの当否についての問題

 統治の前段の方に関しては、そんなん知らん!無理だ!と思ったので、とりあえずそれっぽいことをでっちあげました。後段の方に関しては、①国会の立法権との関係、②裁判所による救済という観点に触れろという誘導があったので、現場で何とか考えて絞り出しました。

民法

 第1問も第2問も論証を書くというよりも、適切な条文を提示し、要件にしっかりと事情をあてはめさせる問題だった。

・ 刑法◎

 強盗と共犯のゴリ押しではなく、各論型(詐欺・恐喝・傷害致死)だった。おい!同志社のために共犯めちゃくちゃ勉強したのにと思ったが、関大の過去問で解いたこともあり、典型論点だったので、なんとかなった。

・民訴法◎

・刑訴法◎

 両訴法に関しては、同志社は過去問と同じ論点がでることが非常に多い。すずかけでも個人でも過去問をしっかりやっていいたので、覚えたことをそのまま書けばオッケーだった。特に民訴は、すずかけLabo.の個別コーチで直前に選定してもらって解いた参加的効力と弁論主義(補助事実・契約書)が出たので、時間を次の刑訴にかなり回せた。もっとも、刑訴もすずかけLabo.の個別コーチでしっかりと扱った強制処分と違法収集証拠排除法則だったので、丁寧目に書いたが時間が15分以上余った。

大阪大学

ア 総論

 初の七科目受験だったので、かなり疲れた。休憩時間が長い。

 配布六法は、ポケット六法です。

イ 科目別

憲法

 集会の自由からの出題(最新判例は大事だなと痛感)

 問題からして、泉佐野市民会館事件をかなり意識していると感じた。すずかけLabo.の個別コーチで重点的に解説を受けた分野・判例からの出題であり、判決原文も読んだことがあったので、しっかり書くことができた。

民法

 過去問も今年度も、一問一問は典型論点であり、難易度は高くないが、幅広く出題されるかつ配点が多いので、直前に一番勉強時間を使った。阪大はロープラと同じような問題が多いので、重要判例の事例を少しいじっただけの問題が多いと思う。今年度も、最後の事例問題は、ロープラにあるやつがほぼそのままでたので、時間を節約できた。 

 行数指定の問題は、あらかじめ指定行数だけが印刷された解答欄が設けられていた。最初文字を大きく書きすぎてしまい焦った。認められるのかはわからないが、後半は、細いペンでつめつめに書いてしまった。

・ 刑法◎

 どれくらいの回答が求めらるのかは別として、問題自体の難易度としては、関大や同志社に比べて、易しい気がする。また、過去問を分析していると、同じ論点が何回もでていることが分かる。今年度も過去問とほぼ同じような問題(誤想防衛)が出題された。

行政法

 まさかの無差別自動車検問(警職法警察法)、刑訴法やん!と思った。この論点の存在は知っていいたものの、勉強したことがなかったので焦った。規範部分は、本文の事情から、推測してでっち上げた。

・ 商法×

 後述の民訴が大爆死して、焦りながら解いたため内容面でも分量的にも(1ページ半のみ)かなり出来は悪かったと思う。ただ、条文提示だけは、意識できたのが最低限よかったかなと思う。

・ 民訴法×××××......

 過去問が既判力ばっかりだったので、既判力を中心に対策をしていた。また、同志社で出た典型論点も学習した。しかし、ほぼ勉強していなかった訴訟代理権(?)などから出題されほぼなにもできなかった(できなすぎて、何を書いたのかも覚えていない)。とりあえず、六法を見まくって関係ありそうな条文を書いた。最終的に、1ページも埋まらなかった。終了後、放心状態。

・ 刑訴法××

 語句説明は、1問ごとに解答欄が設けられている。3問中1問(勾留質問)が全く分からず、空欄になった。事例問題も全く問題になりそうな行為が見つからず焦った。とりあえず、なにか書こうと思って条文と要件のあてはめをした。最終的に、問題なる行為に気づいたが試験終了5分前で、その部分については2行くらいしか書けなかった。事例問題は、1ページすら埋まらなかった。絶望。

2.法科大学院受験の感想まとめ

 関大と同志社は、合格したと思っていたが、阪大は絶対落ちたと思っていた。各校の合格の要因は、関大:条文をしっかり提示できたこと、同志社:過去問、阪大:憲民刑がしっかりできたことだと思う。特に、関大と同志社で上手くいかなかった民法を9月10月でかなり勉強したのがよかった。合否は基礎で決まるというのは間違いないなと感じた。

3.反省点

 過去問中心であったため、手つかずの分野ができてしまっていたこと

→ 阪大民訴などで大失敗した要因かなと思います。ただ、時間がそんなにあったわけではないので、ロー入試との関係では、他の出題可能性が高い分野に時間を割けたという意味で、悪くはなかったのかなと思ったりもします。(もちろん司法試験ではそんなこと言ってられませんが。)。

 

※ 2023年12月にご寄稿いただきました。

 

【コメント】

 Tさんの素晴らしいところはたくさんございますが、その中でも厳選するとすれば、⑴コーチングの際の添削・解説コメントを真摯かつ素直に、しかしながら、決して鵜呑みにはせず能動的に自分のモノにしていたこと、⑵やりっぱなしにせず、徹底的に復習をしていたこと、⑶一元化をしっかりとしていたことなどがとても印象に残っております。これはTさん本人にもお伝えしたことなのですが、個別コーチのご利用開始1か月頃(4回めのご利用を終えた頃)に、「あ、Tさんは志望校全勝するな。」と確信致しました。たった1か月ですが、上記⑴ないし⑶の傾向が既に表れ始めていたからです。また、⑴に関連しますが、Tさんは、担当者の添削・解説コメントに納得がいったときは素直に受け入れてくださるのですが、少しでも引っかかったところは理解した振りをしたり妥協したりせず、徹底的に質問を投げかけてくださいました。この一連のやり取りが間違いなく伸びた要因の一つであることはさもありなんです。こちらも、Tさんに納得して理解していただくためにどうアプローチするかなどを深く思考することができ、とても充実したコーチングをさせていただくことができました。その結果、Tさんは見事受験校全てに合格を果たされました。

 また、Tさんは、各受験校(関西大学法科大学院同志社大学法科大学院大阪大学法科大学院)の体験記を丁寧に書いてくださっているので、当該3校が志望校の方はもちろん、これから法科大学院入試にチャレンジされる方にとってとても参考になると存じます。そして、このように受験しっぱなしになりがちなところをきちんと試験後に自己分析をしておられるところがTさんの強みの一つです。今回よりも次回、次回よりも次々回と着実にステップアップできている姿がしっかりと目に浮かびます。

 Tさんは、来春より、大阪大学法科大学院へ進学され、在学中受験での合格をめざして司法試験にチャレンジされていきます。Tさんの分析力と実行力があれば、法科大学院の正課についてもメリハリを付けて上手に活用することができると存じます。ひとまずは、弊社からのサポートは終了となりますが、また機会がありましたら是非一緒に勉強しましょう。司法試験合格のご報告を楽しみに待ちつつ、引き続き応援しております!

 

                       [コメント:取締役 徳丸 祐治]

【個別コーチご利用体験記】匿名希望 さん

【氏名】

 匿名希望 さん

【大学】

 慶應義塾大学 法学部 卒業

【職業】

 会社員

【合格実績】

 2023年11月 筑波大学法科大学院 合格

【個別コーチのご利用内容・感想など】

1.個別コーチを利用した経緯

 私は当時、司法試験は4回目の不合格で失権までもう後が無い状況でした。自分に何が足りていないのか、残りの時間で何をしたら良いかについて個別指導を受けたいと思い、ネットでいろいろ探してみましたが、大手は料金が高かったり枠、がすでに枠がなかったりで諦めていた中、たまたますずかけLabo.を見つけたというのがきっかけでした。

2.利用期間・回数・内容

 4回目不合格の年の年末から、隔週に1回のペースで司法試験過去問を題材に個別コーチを受けました。何度か個別コーチを受けた後、起案添削コーチで添削を受けました。ところが、残念ながら、5回目の司法試験も不合格になってしまい、予備試験にも合格できず、再度筑波大学法科大学院を受験することを決めた際には、入試の過去問を数年分、起案添削コーチで添削をしていただきました。

3.個別コーチの利用経験がどのように役立ったか

 これまで自分が何気なく使っていた論証も、個別コーチの際に、なぜそのような論証を論じているのかについて質問をされるとうまく説明することができず、自分の理解が甘かったことを痛感しました。また、重要論点については別途個別に解説資料を作成していただいた上で提供してくださり、理解の助けになりました

 起案添削コーチでは、私の答案よりも長いんじゃないかというくらいのコメントをびっしりといただけます私は答案の文量を多く書けないため、私の状況を理解してくださった上で、書かなくても良いポイントや、論証を短く書く場合のポイントなど、答案戦略上のアドバイスをいただけたのもとても役に立ちました

 筑波大学法科大学院は人数が少ないこともあってか入試に関する情報が少なく、過去問を解いても答案の方向性が合っているのかが心配になりましたが、起案添削コーチを受けることで、安心して受験することができました。

4.個別コーチの上手な活用の仕方

 自分が答案作成時に考えたこと、悩んだところ等をなるべく早い時点で答案にメモしておくことをおすすめしますなぜならば、後から自分の答案を見ても、作成時の悩みを思い出すことは難しいです(少なくとも私はそうでした。)。そして、次回、同じような問題が出たときに同じところで悩まないようにするために、個別コーチ等の機会に質問や悩みをぶつけて解決しておくことをおすすめします解説を聞く・読むときに浮かんだ疑問もなるべく早いうちに質問して解消するのが良いと思います。

 また、解説や添削を受けた問題は、もう一度書き直してみることをおすすめします

 

※ 2023年12月にご寄稿いただきました。

 

【コメント】

 担当者としましては、5回目受験の半年前ほどにご相談をいただいた際に、何とか残りの期間で司法試験の合格を果たしていただきたいと思い、コーチングをさせていただきましたが、担当者の力が及ばず、本当に悔しい思いを致しました。

 しかしながら、その後しばらくすると、司法試験予備試験と再度の法科大学院入試を経て、もう一度司法試験にチャレンジしたいというご相談をいただき、改めて再チャレンのためにタスクの洗い出しのお手伝いや今後の学習方針などのご相談に応じさせていただきました。そして、働きながら筑波大学法科大学院に進学したいとのお話を聞かせていただき、上記の体験記の中のお話でもありましたとおり、起案添削コーチの添削コメントは一つひとつ丁寧に、論証などの事前準備が効きやすいところで、かつ、改善すべき点については、老婆心ながら補足資料なども個別に作成させていただきました。一度これまでのフォームを忘れていただき、再度基本フォームを染み込ませていただけるようにコーチングをさせていただきました。その結果、在学中受験などの影響で一気に倍率が厳しくなった今年の筑波大学法科大学院の入試に見事合格をされ、まずは1勝の嬉しいご報告をいただくことができました。

 次年度から、再度法科大学院へ進学され、最短ルートでは、在学中に司法試験に再チャレンジしていくことになります。次の試験までは、良い意味で足腰を鍛えなおす時間・期間がしっかりとありますので、基礎力養生を徹底し、コツコツと踏ん張っていただき、来る司法試験の合格を果たされることを願っております!

 

                       [コメント:取締役 徳丸 祐治]

【オンライン演習講座】論文起案のコンパス[刑事訴訟法]

【概要】

 旧司法試験、司法試験予備試験、司法試験の論文式試験過去問を題材に、問題文の読解、解説資料を用いた起案の道筋の確認と基礎知識のおさらい、参考起案例を用いた論述のポイントなどについて、メリハリをつけつつ、できる限り丁寧に解説した講座となっております。

 

【講座の流れ】

⑴ 問題文の読解

 問題文を一文ずつ精読していき、事実のもつ意味付けや争点に辿りつくためのヒントなどを読解していきます。

⑵ 起案の道筋の確認と基礎知識のおさらい

 起案で論じるべき順番に即して、できる限り丁寧に解説をしていきます。争点(≒論点)となるところについては、必要な知識をその理解を確認しつつ、当てはめのコツも同時に学んでいきます。

 解説においては、重要判例をベースに、判旨や決定要旨では抜け落ちている条文や理由付け、当てはめなどを補足しつつ、各種試験で使える形で規範化(≒参考論証例の提示)をしております。また、問題文の示す事実の意味付けについてもできる限り丁寧に分析・解説をしております。

⑶ 参考起案例を用いたまとめ

 ⑴・⑵で学んだことを踏まえて、参考起案例を用いて起案のポイントを整理していきます。ココだけは絶対に落とさないで欲しいポイントはもちろん、制限時間や紙面の都合上厳しい場合の対策として、何処をコンパクトに論じ、何処を敢えて削るかなどのポイントを一緒に考察していきます。

 

【配布資料】

⑴ 問題文

⑵ 解説資料

・ 起案の道筋の確認と基礎知識のおさらい

・ 参考論証例

・ 参考答案構成例

・ 参考文献一覧

⑶ 参考起案例

 

【本講座のおすすめの利用順序】

⑴ 起案(答案構成)

 起案ができない場合でも、一度自力で、問題文を読み、六法を参照しつつ答案構成をすることにチャレンジしてみてください。

※ 添削が必要な場合には、こちらで別途起案添削サービスも実施しております。

⑵ 講座視聴

 能動的・批判的に受講してみてください。

※ お急ぎの方は、倍速視聴機能をご利用いただくことができます。

⑶ 復習・一元化など

 お気に入りのテキストや論証集、まとめノートなどに情報を一元化してください。

 

【販売形態】

⑴ 講座動画+解説資料+参考起案例

 当該年度の問題を丁寧に分析し、しっかりと解いておきたいたい方にオススメです。

 また、参考資料には記載されていないものの、合わせて押さえておきたい周辺知識などの解説も適宜行い、参考起案例の読解の際には、時間がない場合にどこを削っていくかなどの実戦的な解説も適宜行っております。

※ コエテコカレッジのアカウント登録(無料)が必要となります。

⑵ 解説資料+参考起案例のみ(講座動画なし)

 自己又は法律予備校などで、既に1回以上当該年度の問題を解いたことがある方のうち、口頭による解説や補足などは不要なので、資料だけ一式欲しいという方にオススメです。

 また、個別コーチをご利用の方で、復習用のまとめ資料が欲しいという方にもオススメです。

⑶ 参考起案例のみ(講座動画と解説資料なし)

 自己又は法律予備校などで、既に当該年度の問題を十分に解いたことがあり、一元化もある程度できているが、セカンドオピニオン的にもう1つの参考起案例が欲しいという方にオススメです。

 また、個別コーチをご利用の方で、復習用に参考起案例が欲しいという方にもオススメです。

 

【販売年度】

[旧司法試験]

 リリースまでしばらくお待ちください。

 

司法試験予備試験

平成23年(2011年)>

⑴ 講座動画+解説資料+参考起案例

→ リリースまでしばらくお待ちください。

⑵ 解説資料+参考起案例のみ(講座動画なし)

→ リリースまでしばらくお待ちください。

⑶ 参考起案例のみ(講座動画と解説資料なし) 

→ リリースまでしばらくお待ちください。

平成24年(2012年)> New!

冒頭約15分のサンプル動画をこちらからご視聴いただくことができます。

⑴ 講座動画+解説資料+参考起案例 1,650円(税込)

こちらのページからお求めいただけます。

⑵ 解説資料+参考起案例のみ(講座動画なし) 1,100円(税込)

こちらのページからお求めいただけます。

⑶ 参考起案例のみ(講座動画と解説資料なし) 550円(税込)

こちらのページからお求めいただけます。

<平成25年(2013年)>

⑴ 講座動画+解説資料+参考起案例

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⑵ 解説資料+参考起案例のみ(講座動画なし)

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⑶ 参考起案例のみ(講座動画と解説資料なし) 

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平成26年(2014年)>

⑴ 講座動画+解説資料+参考起案例

→ リリースまでしばらくお待ちください。

⑵ 解説資料+参考起案例のみ(講座動画なし)

→ リリースまでしばらくお待ちください。

⑶ 参考起案例のみ(講座動画と解説資料なし) 

→ リリースまでしばらくお待ちください。

平成27年(2015年)>

⑴ 講座動画+解説資料+参考起案例

→ リリースまでしばらくお待ちください。

⑵ 解説資料+参考起案例のみ(講座動画なし)

→ リリースまでしばらくお待ちください。

⑶ 参考起案例のみ(講座動画と解説資料なし) 

→ リリースまでしばらくお待ちください。

平成28年(2016年)>

⑴ 講座動画+解説資料+参考起案例

→ リリースまでしばらくお待ちください。

⑵ 解説資料+参考起案例のみ(講座動画なし)

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⑶ 参考起案例のみ(講座動画と解説資料なし) 

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<平成29年(2017年)>

⑴ 講座動画+解説資料+参考起案例

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⑵ 解説資料+参考起案例のみ(講座動画なし)

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⑶ 参考起案例のみ(講座動画と解説資料なし) 

→ リリースまでしばらくお待ちください。

<平成30年(2018年)>

⑴ 講座動画+解説資料+参考起案例

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⑵ 解説資料+参考起案例のみ(講座動画なし)

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⑶ 参考起案例のみ(講座動画と解説資料なし) 

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<令和元年(2019年)>

⑴ 講座動画+解説資料+参考起案例

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⑵ 解説資料+参考起案例のみ(講座動画なし)

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⑶ 参考起案例のみ(講座動画と解説資料なし) 

→ リリースまでしばらくお待ちください。

<令和2年(2020年)>

⑴ 講座動画+解説資料+参考起案例

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⑵ 解説資料+参考起案例のみ(講座動画なし)

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⑶ 参考起案例のみ(講座動画と解説資料なし) 

→ リリースまでしばらくお待ちください。

<令和3年(2021年)>

⑴ 講座動画+解説資料+参考起案例

→ リリースまでしばらくお待ちください。

⑵ 解説資料+参考起案例のみ(講座動画なし)

→ リリースまでしばらくお待ちください。

⑶ 参考起案例のみ(講座動画と解説資料なし) 

→ リリースまでしばらくお待ちください。

<令和4年(2022年)>

⑴ 講座動画+解説資料+参考起案例

→ リリースまでしばらくお待ちください。

⑵ 解説資料+参考起案例のみ(講座動画なし)

→ リリースまでしばらくお待ちください。

⑶ 参考起案例のみ(講座動画と解説資料なし) 

→ リリースまでしばらくお待ちください。

<令和5年(2023年)>

⑴ 講座動画+解説資料+参考起案例

→ リリースまでしばらくお待ちください。

⑵ 解説資料+参考起案例のみ(講座動画なし)

→ リリースまでしばらくお待ちください。

⑶ 参考起案例のみ(講座動画と解説資料なし) 

→ リリースまでしばらくお待ちください。

 

[司法試験]

 リリースまでしばらくお待ちください。

 

※ 完成したものから順次配信・販売を開始致します。最新のリリース情報は、弊社公式X(旧Twitter)のポスト、Instagramのストーリー、LINEのVOOMをご確認ください。

 

最終更新:2023.11.24

【ご報告】令和5年 司法試験合格発表

 本日、令和5年司法試験の合格発表がありました。

 

 新日程・新体制(在学中受験スタート)下での初の本試験となりました。まずは、立春のこの日にサクラサク「1781人」の皆様、合格おめでとうございます!

 

 そして、弊社の個別コーチ起案添削コーチなどをご利用いただいてくださっていた皆様からも合格のご報告をいただきました。

 

 今年は、9名中6名合格(66.7%)の結果となりました!㊗

※ 受験と結果のご報告をいただき、かつ、中国新聞掲載の合格者名簿でご氏名を確認させていただいた情報に基づいております。

 

 合格者の皆様、改めて本当におめでとうございます!🎉

 

 なお、内訳は以下のとおりとなっております。

 

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法科大学院修了生:6名中4名合格

法科大学院在学生:3名中2名合格

合計:9名中6名合格

※ なお、上記のうち、司法試験受験資格喪失後、再度法科大学院に入学された方(以下「再ロー生」といいます。)が2名いらっしゃり、2名とも合格されています(1名は修了生、1名は在学生です。)。

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 昨年も述べさせていただいたことになりますが、昨今、司法試験の合格者数や合格者“のみ”に着目し、心無い言葉やSNSの投稿を見かけることが少なくなく、そのような言動を目にする度にとても悲しい気持ちになります。

 

 しかしながら、司法試験合格という一つの結果やチャンスの機会をもぎ取ることができたのは、紛れもなく受験生の皆様お一人おひとりの努力の賜物ですので、是非胸を張って「司法試験合格しました!」と報告をしてください。

 

 司法試験という国家試験は少し特殊で、誰でもいきなり受験ができるわけではなく、受験資格が必要になります。その資格を得るためには、司法試験予備試験に合格するか、法科大学院に入学して在学中受験要件を満たすか、法科大学院を修了することが求められます。

 

 そして、司法試験予備試験の最終合格は、皆様ご存じのとおり、中々狭き門ですし、法科大学院入試につきましても、法曹コースのスタートによる一般受験枠の激化、(予測に基づきますが、)在学中受験を意識してか、そもそもの入試倍率も上がっている印象です(特に、社会人受験生をメインにしている、日本大学筑波大学などはより厳しい状況になっているように推察されます。)。法科大学院ルートの場合には、在学中受験に必要な単位の取得、進級要件のクリアなども必要になります。

 

 一所懸命に勉強をし、このような様々な試練を乗り越え、さらには、経済的工面やご家族など周りの理解を得て、やっと司法試験を受験に辿りつくことができます。しかも、あの長い試験期間・時間を乗り越えているのですから、まずはそこまでやり遂げられた皆様の努力に脱帽し、称賛せずにはいられません。

 

 これだけの努力をしたうえで、司法試験合格という一つの結果をもぎ取ることができた皆様は、それはもう胸を張って合格者らしく振る舞ってください!

 

 上記の経験を踏まえて、時には寄り添い、時には厳しく、続く受験生の皆様にエールを送っていただければ幸いです。

 

 一方で、今年も「残念でした。」というご報告もいただきました。まずは改めて、受験お疲れ様でした。辛い気持ちの中ご報告をしていただき、感謝と悔しい気持ちでいっぱいです。毎年のことではございますが、我々なりに精一杯このお仕事をさせていただき、少人数ながらも確実に合格者を輩出させていただくことができておりますが、それでも合格率100%には中々できないのが辛いところでもございます。ご本人はもちろんですが、こちらも本当に悔しい気持ちでいっぱいで、あと一押し何か余計なお世話ができなかったのだろうかと悔やむ気持ちも同時に感じております。

 

 昨年は、大学受験に上手くいかず、決して客観的な偏差値が高いとはいえない大学でも、きちんとした道筋を立てて、真摯に努力を続ければ、少し時間はかかってしまうかもしれないが、高い確率で司法試験合格をもぎ取ることができる、などのお話をさせていただきました(昨年のご報告・総括記事はこちらです。)。今年は、少し別の視点から雑感を述べさせていただければと存じます。

 

 今年の結果で、我々が(勝手に)特に感慨深くなったのが、やはり、再ロー生の再チャレンジです。現在、弊社の個別コーチ・起案添削コーチでは、1周めの司法試験チャレンジが功を奏さず、受験資格を喪失してしまったものの、夢や目標を追い求めてもう一度チャレンジされている方をサポートさせていただいております。

 

 上記の今年の結果からも読み取ることができますが、1周めの司法試験チャレンジに失敗してしまったからといって、適性がないなどと安易に判断されてしまうのはあまりに不幸であり、結論から申し上げれば、全くそんなことはないと存じます。

 

 たしかに、そもそも勉強に関して努力をしない、敗因分析をせずに改善しようとしないなど、何度も同じ失敗をしてしまう方はいらっしゃると思います。しかし、それは個人の問題であり、再チャレンジされる方全員が同じ一つの括りにされ、しかも心ない言葉の暴力を浴びせられるのは、やはり違うのではないかと存じます。

 

 それでは、再ロー又は司法試験予備試験経由で再チャレンジされる方が、同じ失敗を繰り返さずに成功体験をもぎ取るためには何が必要でしょうか。

 

⑴ 気力と努力

 「おいおい、いきなり精神論かよ。」と言われてしまいそうですが、とにもかくにも、まずは気力と努力は絶対的に必要になります。どんなに優秀な方でも、司法試験に合格するには、最短で約2年半の期間が必要になります。最も層が多いと思われる、学部生→法科大学院生(既修者)のルートであれば、約5~6年半の期間が必要です。そうすると、再ロー又は司法試験予備試験経由で再チャレンジをされる方は、通常、既に約10年前後の時間を消費しているのですから、ここからさらにプラス2年以上司法試験に向けて再度勉強をしていかなければならないとなると、相当な気力が必要になります。

 

 そして、気力だけでどうにかなる試験であればまだマシであったかもしれませんが、適切な道筋に沿って行うことを前提に、継続的な努力が必要になります。短答式試験過去問はコツコツ解かなくてはいけませんし、論文式試験対策については、1問1問起案するだけでも相当な努力が必要になります。再ロールートの方は、正課を上手にこなす努力も必要になります。

 

⑵ 素直さと分析・実践力

 再チャレンジするにあたって、いきなりやみくもに勉強を開始しても、同じ失敗をしてしまう可能性が高いです。まずは、敗因分析を行い改善点やタスクの洗い出しを行い、これらを基に計画を立てて実践し、定期的にその調整を行う、という一連の流れが必要になります。

 

 そのためには、自己分析と他己分析を総合考慮することが大切になります。自己分析だけで上手くいくのであれば、これまでにできたはずであるため、再チャレンジのスタート時点では、特に他己分析を踏まえることが重要になります。

 

 他己分析をするためには、必ず自分以外の協力者が必要になります。ポイントとしては、自分自身で本当に信頼できる人を見つける、その際に、少し厳しく聞こえるかもしれませんが、他者のせいにしない、もしその協力者の意見などが参考にならないのであれば自己責任であると引き締めることが肝要です。

 

 また、協力者の人数は、(最終的に)自分にとって本当に信頼できる2~3人程度にしておくのもポイントです。他者からのアドヴァイスは、共通する部分(例えば、過去問分析が重要など)もあれば、個々の経験・視点を踏まえたオリジナルの部分もあります。その協力者の方のアドヴァイスが、自分に合ったアドヴァイスであるかを迷わずに判断することもまた自己分析の一環ともいえます。

 

 そして、他己分析を受ける際には、自分の思っていたことと違うことや耳が痛くなるようなことなどもあると思いますが、自分が信頼できると判断した方なのであれば、一度素直に受け入れて、他己分析を自己分析に取り入れていくことが肝要です。なお、ここでいう素直な姿勢とは、受け身一辺倒の受動的な姿勢という意味ではない点に注意が必要です。素直さは重要ですが、それだけでなく、能動的、時には批判的に考えることが重要です。

 

⑶ 経済的工面・周りの理解

 何事もそうですが、上記のとおり、司法試験を受験するためには、試験の性質や難易度もさながら、受験資格を得るためのプロセスが必要である以上、やはり経済的工面を要するのは避けられません。そのためには、預貯金を切り崩す働きながらチャレンジする一度働いて預貯金を増やす奨学金を活用する専門職大学院における教育訓練を活用するご家族などにサポート又は融資してもらうなど、様々な方法があります。特に、法科大学院ルートで再チャレンジする場合には、法科大学院奨学金制度にも着目してみるとよいと存じます。

 

 また、言わずもながですが、再チャレンジをされる段階では、そこそこの大人になっていますので、ご家族・ご家庭をはじめとする周りの方の理解や協力もより大切になってきます。長期間のチャレンジになるため、支えてくださる方いらっしゃるのであればこんなに心強いことはございません。そのためには、皆様ご自身が、その大切なご家族などにもう一度司法試験をめざすにあたっての説得的なプレゼンをすることが求められます。そして、このときに気をつけなければならないのは、皆様のことを何一つ親身に思っていない他人・外野の意見は、無視ないしスルーしましょう。特に、匿名投稿やSNSを通じて一方的な罵声を浴びせてくるような方は正直皆様にとって害以外の何ものでもありませんので、できる限り視界や耳に入らないように自己防衛することも重要です。

 

 以上の3つ以外のポイントももちろんございますが、まずはじめにお伝えするとすればこれら3つかなと思い、記させていただきました。

 

 なお、以上の3つのポイントは、再ロー又は司法試験予備試験経由で再チャレンジする方だけでなく、2回目~5回目の司法試験に再チャレンジされる方にとっても共通するポイントになると思います。

 

 これから再チャレンジに向けて再始動される方は、真っ先に、自分にとって信頼できる相談相手を探してください。法科大学院の教員、実務家、法科大学院の先輩・同期、司法試験予備校の講師など、皆様の周りには、皆様のことを本当に親身になって相談に応じてくださる方々が必ずいらっしゃるはずです。

 

 それでも、中々相談相手が見つからない、来年以降の本試験まで継続的にサポートしてくれる人が見つからない、セカンドオピニオン的な意見も欲しいなどのご事情があれば、独りで悩まず、弊社の面談サービスもご検討いただければ幸いです。

 

 面談サービスは、本来は、個別コーチの検討をしていただいている方を前提としたサービスではございますが、建前上は、個別コーチを利用するか否かの判断も含めて事前面談でご判断いただくことも狙いですので、面談サービスを利用したからといって、弊社のサービスを必ずご利用いただく必要はございません(こんなことを言ってしまうと、経営者としては本当に素質がないのですが・・・(^^; 苦笑)。それゆえ、学習相談目的の面談のみの利用でも全然OKです!

 

 なお、年末頃まで実施予定のサービスではございますが、新規様向けのお試しキャンペーンも実施中ですので、面談だけ求められる方も、その先のコーチングも含めて検討したいという方も、お気兼ねなくお問い合わせください!

 

cf1. 個別コーチについてはこちらです。

cf2. 起案添削コーチについてはこちらです。

cf3. 【期間限定】個別コーチ・起案添削コーチの新規お試しキャンペーンはこちらです。

 

 昨今、司法試験予備校だけでなく、実務家の方、合格者の方、合格発表待ちの方、弊社のような資格取得支援事業を行っている方など、様々な方がサポートを実施しており、皆様にとっては、選択肢がたくさんある一方で、どこのどのサービスを選択しようかが迷ってしまうこともあると思います。最初からその選択肢を1つに絞る必要はございませんので、気になったところの無料相談やお試しサービスなどを利用してみて、最終的に自分に合う方やサービスを見つけていただければと存じます。これもまた、自己責任の下、能動的に、時に批判的に行動してみることの1つとして重要です。

 

 以上になります。今年も長い総括になってしまいました(^^;

 

 最後までお読みいただき、ありがとうございました!

【オンライン演習講座】論文起案のコンパス[刑法]

【概要】

 旧司法試験、司法試験予備試験、司法試験の論文式試験過去問を題材に、問題文の読解、解説資料を用いた起案の道筋の確認と基礎知識のおさらい、参考起案例を用いた論述のポイントなどについて、メリハリをつけつつ、できる限り丁寧に解説した講座となっております。

 

【講座の流れ】

⑴ 問題文の読解

 問題文を一文ずつ精読していき、事実のもつ意味付けや争点に辿りつくためのヒントなどを読解していきます。

⑵ 起案の道筋の確認と基礎知識のおさらい

 起案で論じるべき順番に即して、できる限り丁寧に解説をしていきます。争点(≒論点)となるところについては、必要な知識をその理解を確認しつつ、当てはめのコツも同時に学んでいきます。

 また、近年の出題傾向に合わせて、見解対立型問題対策として押さえておくべき単元については、判例・裁判例と通説(有力説)の対立点を明らかにしつつ、いずれの見解からも論証・当てはめができるように対策をしていきます。

⑶ 参考起案例を用いたまとめ

 ⑴・⑵で学んだことを踏まえて、参考起案例を用いて起案のポイントを整理していきます。ココだけは絶対に落とさないで欲しいポイントはもちろん、制限時間や紙面の都合上厳しい場合の対策として、何処をコンパクトに論じ、何処を敢えて削るかなどのポイントを一緒に考察していきます。

 

【配布資料】

⑴ 問題文

⑵ 解説資料

・ 起案の道筋の確認と基礎知識のおさらい

・ 参考論証例

・ 参考答案構成例

・ 参考文献一覧

⑶ 参考起案例

 

【本講座のおすすめの利用順序】

⑴ 起案(答案構成)

 起案ができない場合でも、一度自力で、問題文を読み、六法を参照しつつ答案構成をすることにチャレンジしてみてください。

※ 添削が必要な場合には、こちらで別途起案添削サービスも実施しております。

⑵ 講座視聴

 能動的・批判的に受講してみてください。

※ お急ぎの方は、倍速視聴機能をご利用いただくことができます。

⑶ 復習・一元化など

 お気に入りのテキストや論証集、まとめノートなどに情報を一元化してください。

 

【販売形態】

⑴ 講座動画+解説資料+参考起案例

 当該年度の問題を丁寧に分析し、しっかりと解いておきたいたい方にオススメです。

 また、参考資料には記載されていないものの、合わせて押さえておきたい周辺知識などの解説も適宜行い、参考起案例の読解の際には、時間がない場合にどこを削っていくかなどの実戦的な解説も適宜行っております。

※ コエテコカレッジのアカウント登録(無料)が必要となります。

⑵ 解説資料+参考起案例のみ(講座動画なし)

 自己又は法律予備校などで、既に1回以上当該年度の問題を解いたことがある方のうち、口頭による解説や補足などは不要なので、資料だけ一式欲しいという方にオススメです。

 また、個別コーチをご利用の方で、復習用のまとめ資料が欲しいという方にもオススメです。

⑶ 参考起案例のみ(講座動画と解説資料なし)

 自己又は法律予備校などで、既に当該年度の問題を十分に解いたことがあり、一元化もある程度できているが、セカンドオピニオン的にもう1つの参考起案例が欲しいという方にオススメです。

 また、個別コーチをご利用の方で、復習用に参考起案例が欲しいという方にもオススメです。

 

【販売年度】

[旧司法試験]

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司法試験予備試験

平成23年(2011年)> New!

冒頭約15分のサンプル動画をこちらからご視聴いただくことができます。

⑴ 講座動画+解説資料+参考起案例 1,650円(税込)

こちらのページからお求めいただけます。

⑵ 解説資料+参考起案例のみ(講座動画なし) 1,100円(税込)

こちらのページからお求めいただけます。

⑶ 参考起案例のみ(講座動画と解説資料なし) 550円(税込) 

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平成24年(2012年)>

⑴ 講座動画+解説資料+参考起案例

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<平成25年(2013年)>

丸々1本無料こちらからご視聴いただくことができます。

⑴ 講座動画+解説資料+参考起案例 無料

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⑵ 解説資料+参考起案例のみ(講座動画なし) 無料

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⑶ 参考起案例のみ(講座動画と解説資料なし)無料

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平成26年(2014年)>

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平成27年(2015年)>

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平成28年(2016年)>

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<平成29年(2017年)>

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<平成30年(2018年)>

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<令和5年(2023年)>

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[司法試験]

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最終更新:2023.11.1