【個別コーチご利用体験記】匿名希望 さん

【氏名】

 匿名希望 さん

【大学】

 非公開

【合格実績】

 2022年8月 明治大学法科大学院 合格

 2022年9月 中央大学法科大学院 合格

 2022年9月 慶應義塾大学法科大学院 合格

【個別コーチのご利用内容・感想など】

1.個別コーチを利⽤した経緯
 私の周りに法曹志望の⼈がいなかったこともあり、司法試験や法科⼤学院⼊試、勉強⽅法についての情報が少なかったため、答案添削や勉強⽅針を相談でき
る場所をインターネットで探しているときにすずかけLabo.を⾒つけ、面談の申込み行い、その後直ぐに利⽤を開始致しました。
2.利⽤期間
 2021 年10 ⽉から現在(2022 年11 ⽉)まで、1回60 分、⽉1~4回(週1回程度)のペースで利⽤しています。
3.個別コーチの内容
 答案添削や勉強⽅法について指導していただいています。
 答案添削については、法科⼤学院⼊試や予備試験の過去問を使って、重要論点
や周辺知識、判例の読み⽅や答案の書き⽅等を指導していただいています。
 勉強⽅法については、私の進捗状況にあった教材やその使⽤⽅法等を教えてい
ただいています。
4.個別コーチがどのように役⽴ったか
(1)答案を書くこと
 個別コーチを利⽤開始した当時は、⼀通り予備校の基礎講座を試聴し終わった段階で、まだ答案を書いたことがない状態だったため、この段階で個別指導を受けてもいいのか不安でしたが、各教科の答案の型や基本的論点から説明していただくことができ、スムーズに起案のトレーニングを開始することができました
 私は、答案を書くのが億劫で後回しにしていましたが、個別コーチを利⽤することでペースメイクをしていただき、繰り返し答案を書くことで、答案を書くことへのハードルが下がったと思います。
(2)添削について
 書いた答案を添削、フィードバックしていただけるため、⾃⼰添削するだけで
は気がつけなかった間違いや⾃分の癖を指摘していただけ、効率よく勉強を進
めることができていると思います。

(3)コーチングの形式
 個別コーチでは、適宜質問をしたりされたりするので、自身の理解度を確認しながら進めていただけます。また、そのときの理解度によってメリハリをつけて説明していただけますし、⾃分が理解したつもりになっていた箇所や誤って理解していた箇所に気がつくことができます。
 また、適宜質問しながら進めていただけることで、適度な緊張感を持って勉
強することができていると思います。

(4)法科⼤学院⼊試対策
 個別コーチを利⽤する前は、法科⼤学院⼊試についての情報が少なく、何をすればいいのか分かりませんでした。ところが、個別コーチでは、法科⼤学院ごとの特⾊や⼊試問題の傾向、過去問を通じた対策⽅法などを指導していただいくことができ、日々の学習の⽬標や、やるべきタスクが明確になり、志望校に合格することができました。

5.個別コーチの利⽤⽅法
 次回の個別コーチを利用する時までに終わらせるべき学習範囲や目標を決めたうえで、定期的に個別コーチを利⽤することで、疑問点を解消し、改善すべき点を見つけることができるだけでなく、日々の学習のペースメーカーやモチベーション維持にもつながっています。

 

※ 2022年12月にご寄稿いただきました。

 

【コメント】

 いきなり余談ですが、匿名希望さん(以下「Aさん」とお呼びします。)は、当時弊社(京都)と最も遠い県からご利用いただき、インターネット環境の普及による可能性の広さと、ネット上とはいえ、シンプルに「遠くからご利用ありがとうございます。」という気持ちがありました。

 上記のAさんの体験記からすると、「謙遜しすぎていませんか?」と感じるほどに、初期の頃から起案力がとてもある印象でした。そして、Aさんの何よりの長所は、“復習力とその実践力の高さ”にあると感じました。具体的には、毎回、法科大学院入試や司法試験予備試験の過去問を題材に、添削や双方向での理解の確認を通じて、最終的に自分なりの現実的なA答案を書くためにはどうすべきかを突き詰めてやっており、これらを反映すべく、ほぼ毎回必ず書き直し起案を提出されていたのですが、この時には個別コーチで学び、考え、復習した内容がほぼ完璧に仕上げられており、毎回脱帽しておりました。Aさんのこの長所は、今後の法科大学院生活や司法試験学習などにおいて、間違いなく活きると思います。

 結果として、Aさんは、順調に志望校の法科大学院全てに合格され、第1志望の慶應義塾大学法科大学院へ進学するとのご報告をいただきました。毎年そうですが、やはり慶應義塾大学法科大学院に合格される力がある方は、少なくとも法科大学院入試時点の学習の成果がきちんと発揮されていると感じます。

 Aさんの代には、既に在学中司法試験受験の制度が開始しておりますので、ここから約1年半、次の目標である司法試験合格に向けて、合格実績の高い慶應義塾LSの環境を上手に活用していただきつつ、個別コーチのときのように、受動的ではなく、能動的・批判的に試験学習に取り組んでいただき、次は是非、司法試験合格のご報告をいただけることを楽しみにしつつ、これからも応援しております!

 

                       [コメント:徳丸(取締役)]