新規講座開講のお知らせ

 こんばんは。すずかけLabo.取締役の徳丸です。
 
 設立後も瞬く間にいろんな業務に追われ,前回の投稿からだいぶ経ってしまいました…。←言い訳です(笑)

 さて,本日は新年号も「令和」と決まり,新年度も始まりましたね。ここで一つお知らせです。本年度(平成31年度・令和元年度)より,大阪経済法科大学にて下記の講座を担当させていただくことになりました!

www.keiho-u.ac.jp

 
・ 法曹・法律専門職養成講座(入門編)
・ 司法試験対策講座(基礎編)
 
 同大学は,徳丸の前職で,2013年7月~2017年12月まで,講師兼職員として務めさせていただいておりました。その中,主に司法試験(予備試験,法科大学院含む)対策の講座を一から提案し,企画,実施してまいりました。また,2015年度からは,弊社代表取締役の山口にも加わっていただき,主に実務系講座等を担当してもらっておりました。
 
 なお,当時の入門講座(旧講座名:法職基礎講座)の出身者は1期生~3期生までおり,その後の司法試験対策講座基礎編・実践編まで残ったメンバーは各年数名ずついました。彼ら彼女らの功績(当時の講座実績)は下記の通りとなっております。
 
=====================================
【合格実績】(述べ人数)
 
[2016年(平成28年)度](LS受験者1名)
・ 中央大学法科大学院(1名・飛び級合格)
 
[2017年(平成29年)度](LS受験者5名)
・ 慶應義塾大学法科大学院(3名。うち飛び級合格1名)
・ 甲南大学法科大学院(1名・全額免除)
・ 中央大学法科大学院(3名・うち半額免除3名,飛び級合格1名)
・ 明治大学法科大学院(1名・全額免除)
・ 立命館大学法科大学院(1名・全額免除)
・ 早稲田大学法科大学院(1名)
・ 宅地建物取引士資格試験(1名)
・ 行政書士試験(1名)
(・ 司法試験予備試験 短答式試験(1名))
 
[2018年(平成30年)度](LS受験者4名)
・ 大阪大学法科大学院(3名。うち飛び級合格1名)
・ 神戸大学法科大学院(2名)
・ 中央大学法科大学院(1名・半額免除)
・ 立命館大学法科大学院(1名・半額免除)
・ 早稲田大学法科大学院(1名・半額免除)
(・ 司法試験予備試験 短答式試験(1名))
 
★ その他,法学検定試験(ベーシック〈基礎〉コース,スタンダード〈中級〉コース)合格者多数(受験者のうち,受講生の合格率は約80~100%)
=====================================
 
 「法曹・法律専門職養成講座(入門編)は,徳丸が担当していた時代の旧法職基礎講座を踏襲しつつ,より良い講座にリニューアルしたものになります。
 
 本講座では,資格学習のコンパスにおいて,資格試験一般の学習方法及び法律特有の学習方法を知り,基本7科目(憲法行政法民法,商法,民事訴訟法,刑法,刑事訴訟法)の全体像を鳥瞰します。
 
 次に,司法試験,司法試験予備試験法科大学院入試の合格に必要な,基本7科目の基礎知識を修得する。また,司法試験予備試験の合格に必要な,法律実務基礎科目(民事実務の基礎,刑事実務の基礎,法曹倫理)の基礎知識を修得します。
 
 本講座の受講生は,本講座受講期間中,法学検定試験(ベーシック〈基礎〉コース,及び,スタンダード〈中級〉コース)を受験し,合格することを目標としています。また,本講座で修得した基礎知識を前提に,宅地建物取引士資格試験,行政書士試験,司法書士試験,ビジネス実務法務検定試験®等の法律系資格試験を積極的に受験し,合格することを副次的な目標としています。
 
 講義の進行スタイルは,原則として,講義形式で行いますが。受講生の理解度を確認するため,適宜双方向形式を採り入れます。そして,指定した基本書及び判例集,オリジナル教材を使用して講義を進行し,基礎知識のインプットを行っていきます。さらに,短答式問題(法学検定試験,司法試験予備試験,司法試験)や小テスト,起案課題を通じて,アウトプットも行います。すなわち,インプットに偏重せず,アウトプットを併行して実施することで,法律知識をどのように使い,問題を解くかを学んでいきます。

 一方,「司法試験対策講座(基礎編)」は,本年度に限っては従前と内容を変更して実施します。従前は,旧司法試験過去問,事例研究行政法第1部,司法試験予備試験過去問(全年度分)を起案→添削→解説・起案読み比べをやる講座でした。しかし,私が同大学を退職してから時間が経っているのもあり,当時の入門講座を受講していない在学生の方々(我々は「谷間世代」と呼んでおります。)がいるため,いきなりこのレベルの講座をやるのは困難であると判断しました。
 
 そこで,本講座では,法律の基礎知識を一定程度修得していることを前提に,各科目の起案の基礎を学んでいきます。すなわち,既に基本7科目の学習を一通り終えている者,あるいは,入門編の同時受講生が,基礎知識を修得しつつ,起案作成能力の修得をめざしていきます。同時受講の負担を減らし,効率を高めるため,カリキュラムの順番を工夫しています。例えば,入門編で刑法総論を学んだ後に,当該分野の問題を扱い,また,コマ数も少なめにし,問題も過去問中心に私がセレクトすることによって,同時併行で無理なく消化できるようにしております。もっとも,従前どおり毎回起案をしてきてもらうスタイルは変わりません♪

 新入生を中心に,これから法律を学ぶ経法大生をしっかりとサポートすることはもちろんですが,従前の講座を受講する機会が無かった在学生も,今から司法試験に向けて学習するチャンスを設けたいという気持ちで講座設計を致しました。
 

 経法大の新入生・在学生の皆さんは,この記事を見て,ガイダンスや開講日までワクワクしてもらえると嬉しいです。また,それ以外の方々は,本講座を受講することはできませんが,弊社すずかけLabo.がどんな内容の講座を実施しているのかを知っていただくきっかけになれば幸いです。今後,弊社が実施する講座・ゼミ・セミナー等を受講するか否かの判断材料の一つにしていただいだり,大学のご担当者様が法律系の講座に興味を持っていただくきっかけになればと考えております。
 
 経法大での講座の様子は,適宜ブログや各種SNSで更新していきますので,是非チェックしてみてください(^^)
 
 
すずかけLabo.
取締役 徳丸